ベン・バーナンキ - 関連ブログ

ビル・ミッチェル「現代貨幣理論(MMT)入門」(2023年10月)

1.はじめに 本稿『現代貨幣理論(MMT)入門』は、筆者(ビル・ミッチェル)が2022年11月5日に京都大学で行った講演に基づいている。 世界金融危機〔2007年〜2010年〕とその十数年後の新型コロナウイルスの世界的大流行によって、経済政策においても、またその政策の根拠となる経済学においても、新自由主義の時代が持...

いったい「異次元緩和」をする必要はあったのか?

3月18~19日の日銀政策決定会合で、日銀はマイナス金利を解除しただけでなく、異次元緩和を一気に終了してしまった。ついでに、これまでの大規模緩和の中で最も異常な枠組みであるイールドカーブ・コントロール(=YCC、長短金利操作)、さらにはETF(上場投資信託)およびJ-REIT(不動産投資信託)の買い入れまでも、い...

米国株の大暴落と世界大恐慌、引き金は2024年米大統領選 トランプ大統領誕生の意味:21世紀型大恐慌シリーズ(14) | JBpress (ジェイビープレス)

ベン・バーナンキFRB議長が大恐慌を防ぐ上で果たした役割は大きかった(2012年12月12日撮影、FRBのサイトより) リーマンショックから6か月後の2009年3月、米国でも日本でも「大恐慌」の襲来を予言する本が売れていた頃に、「日本復活の最終シナリオ 太陽経済を主導せよ」(朝日新聞出版)を出版した。 その第1章に「戦...

オリヴィエ・ブランシャール『21世紀の財政政策』 - 西東京日記 IN はてな

現在、欧米は物価上昇に対応するために利上げを続けていますが、それまでは日本を含めた先進国の多くで低金利政策がとられていました。 そうした中で、財政政策や財政赤字に対する考えを変える必要があるのではないかというのが本書の主張になります。 ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキ、ポール・クルーグマン、...

ノア・スミス「ロバート・ルーカスとは何者で何を残したのか:追悼 彼の世代で最も影響力をもったマクロ経済学者」(2023年5月16日)

20世紀後半に最も影響力があったマクロ経済学者として知られるロバート・E・ルーカス・ジュニアが、今日85歳で逝去した。ジョン・メイナード・ケインズやミルトン・フリードマンに比肩する偉大な学者だったが、アカデミア以外でその名はあまり知られていない。 私にとってルーカスは、マクロ経済学の授業を初めて受けた...

円安が進んでも日銀の金融政策は当面変わらない

再び進んでいる円安に歯止めはかかるのだろうか。ドル円相場は3月24日には一時1ドル=130円を割り込んだものの、その後は円安ドル高基調となり、6月末には一時1ドル=145円台に達するまで円安が進んだ。直近では財務当局の為替介入の可能性が指摘されているが、ドル円で言えばこの2カ月ほどで約10%円安が進んだことにな...

日銀の白川元総裁が経済学者サマーズ氏の講演で非常に興味深い質問をしていた | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

さて、これまでアメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のPeterson Institute for International Economicsにおける講演の内容を報じてきたが、実はこの講演に黒田氏の前に日銀の総裁だった白川方明氏が出席しており、サマーズ氏に向けてなかなか面白い質問をしていた。この記事で紹介したい。 質問タイムに...

いまこそ磨くべきマクロ経済のインテリジェンス | 日本経済新聞 電子版特集(PR)

米国の銀行破綻に端を発する金融市場の動揺に象徴されるように、企業は常に予測不能なリスクにさらされているが、それらの多くは、実はマクロ経済に起因する。歴史を振り返っても、1930年代の大恐慌、1970年代の大インフレ、1990年代からの日本の「失われた20年」、いわゆるリーマン・ショックが引き金となった2008年の...

ブランシャールによるバーナンキ=ブランシャール論文の解説 - himaginary’s diary

前回エントリで紹介したバーナンキ=ブランシャール論文をブランシャール自身が連ツイで解説している。 1. I see that my paper with Ben Bernanke on inflation is interpreted in contradictory ways: “BB show that demand played a small role, BB show that there is no reason to worry, etc.” It is clear that w...

ブラッド・デロング 「『ロンドンの鯨』と『ワシントンの大鯨』 ~イクシル、バーナンキ、ヘッジファンドのトレーダー~」(2013年5月11日)

時は2012年2月、ヘッジファンドのトレーダーらがどう見ても割安の値(ね)が付いているように思えるCDS指数――CDX IG 9――を見つけ出した。その指数に組み込まれている125社のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)をそれぞれ個別に(125社分)買い集めるよりも、指数自体を買う方が安くつきそうだったのだ。瞬く間に金...


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