「蜀の武将といえば誰を思い浮かべる?」と聞かれたら皆さんは誰の名前を挙げますか?おそらく真っ先に義に生きた漢・関羽(かんう)の名が挙がり、続いて桃園3兄弟の末っ子・張飛(ちょうひ)、そして劉備(りゅうび)の子・阿斗(あと)を救い出した趙雲(ちょううん)あたりが挙がるでしょう。 蜀の武将の中でも桃園兄弟に次い...
井波律子さんの翻訳(2002年頃) ちくま文庫の正史三国志の翻訳でおなじみの井波律子(いなみりつこ)さんの翻訳。原文の講談調の息づかいを大切にしながらリズミカルに訳されています。張飛が劉備を呼ぶ時の「哥哥(コーコー)」という言葉を「兄貴」と訳している本が多いですが、井波さんは「哥哥(兄貴)」としています。...
蜀(しょく)の創始者劉備(りゅうび)の弟分、関羽(かんう)と張飛(ちょうひ)。三国志演義(さんごくしえんぎ)の中では、関羽は劉備の軍略の相談にのるほどの知性派武将、張飛はすぐに短気をおこして暴れる脳筋武将として、対照的な描かれ方をしています。 そんな脳筋イメージの張飛がなんと儒教の経典『春秋(しゅんじゅう)』...
約1800年前の中国の興亡史として知られ、日本で絶大な人気を誇る『三国志』。 人気の理由はさまざまだが、大きく分けて2つある。まず1つは激動の時代において登場人物たちが織り成すドラマチックな物語性。もう1つはビジネスなど現代社会でも活かされる兵法やリーダーシップ論の数々だ。三国志から得られる教えは今も色...
日曜日の朝は幼稚園児や小学校低学年のお友だちにとって至福のひと時。スーパーヒーロータイムです。テレビを付ければ全身タイツの5色のヒーローたちがバッタバッタと朝っぱらから気持ちよく敵をなぎ倒してくれます。その痛快な戦いぶりに魅せられて世の男の子たちは正義に目覚めるのです…!最近は5人という型さえも破ら...
みなさん天機です٩(ˊᗜˋ*)و 今回は、三国志のお話でも書いてみましょう。 天機は若いころ、 三国志をぜんぜん知りませんでした。 同級生の男子とかは、 三国志とかをけっこう知っているのがいて、 話題になったりしていたのですが、 自分はぜんぜん知らなくて話題についていけず、 くやしい思いをしたりもしたものです(;´...
これまで、わが「はじ三ミステリー調査隊(HMR)」は、さまざまな文献や史跡から「赤兎馬=カバ説」を裏付ける証拠を発見してまいりました。しかし、読者の皆様の中には、こんなことを思われている方もいらっしゃるかもしれません。 「なんだかんだ言ってもカバはカバだろ? 動物としての能力が馬とは違いすぎるやっぱり...
曹操(そうそう)は歴史マニアで霊帝(れいてい)の前で講義を許される程でした。そんな曹操、一時、関羽(かんう)を配下にしていて白馬延津(はくばえんしん)の戦いで顔良(がんりょう)を斬った関羽の手柄を讃えて漢寿亭侯(かんじゅていこう)の印を与えた事があります。 こちらの話は古いタイプの三国志演義である李卓吾(りた...
魏の五将軍として張遼(ちょうりょう)や徐晃(じょこう)らと一緒に活躍した于禁(うきん)。彼は曹仁(そうじん)を助けるため龐徳(ほうとく)と一緒に樊城(はんじょう)へ救出に向かいます。 しかし于禁は関羽に降伏してしまい、龐徳は降伏しないで討ち死に。于禁と龐徳にはどうして違いが生まれてしまったのでしょうか。今回は...
河北の戦いで曹操(そうそう)と決戦を行った袁紹(えんしょう)。袁紹は曹操よりも大軍を率いて曹操と戦ったにもかかわらず敗北してしまいます。袁紹はどうして曹操に敗北したのか。袁紹の敗因は劉備(りゅうび)の義弟・関羽(かんう)が原因だったかもしれません。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」...
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