昨年12月、福岡高裁那覇支部は、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設をめぐって、国が県に代わって埋め立ての設計変更を承認する「代執行」を認める判断を出しました。県内からは強い反対の声があがり、軟弱地盤など数々の問題点も指摘されている中での、国の主張を全面的に認める判断。裁判所の傍聴席でそれを聞きな...
なくなる前の「座り込み抗議」の日数が書かれた看板=昨年12月14日、沖縄県名護市辺野古(大竹直樹撮影) 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に反対する「座り込み抗議」の日数が書かれた看板が突然なくなり、沖縄県警名護署が窃盗容疑で捜査していることが12日、捜査関係者への取材で...
米軍キャンプ・シュワブ東側の大浦湾で工事に着手し、作業船から石材を海に投入する重機=沖縄県名護市で2024年1月10日午後0時15分、喜屋武真之介撮影 重い基地負担を背負ってきた沖縄への配慮を欠いている。地元との亀裂がさらに広がることを強く危惧する。 政府が沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古...
暗澹たる気持ちの年の瀬です。 米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、斉藤鉄夫国土交通相は12月28日、辺野古沖の埋め立て工事の設計変更を沖縄県に代わって承認する代執行を行いました。これに先立つ代執行訴訟の12月20日の判決では、福岡高裁那覇支部は国の主張を認めつつも付言で「国と県が相互理解に向けて対...
米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古沿岸部。手前の大浦湾側には軟弱地盤が広がり、工事はほとんど進んでいない=2023年12月8日、本社機「希望」から 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、斉藤鉄夫国土交通相は28日、防衛省による地盤改良工事のための設計変更申請を沖縄県に代...
埋め立て工事が始まって5年がたった辺野古沿岸部=沖縄県名護市で2023年12月8日、本社機「希望」から 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡る訴訟の判決で、福岡高裁那覇支部(三浦隆志裁判長)は20日、斉藤鉄夫国土交通相側の請求を認め、軟弱地盤の改良工事のために防衛省が申請して...
輸送機オスプレイなどが駐機する米軍普天間飛行場=2023年11月7日午後0時30分、沖縄県宜野湾市、渡辺丘撮影 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、在沖縄米軍幹部が「純粋に軍事的な観点からはここ(普天間)にいたほうが良い」と発言したことについて、木原稔防衛相は10日の閣議後会...
輸送機オスプレイなどの軍用機が並ぶ米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾市で2023年11月7日午後0時47分、比嘉洋撮影 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、在沖縄米軍幹部は7日、米軍の活動に関する報道機関向けの説明会で、「代替施設の完成は早くて2037年になる」との見通しを明らかにし...
多くの作業船が見える大浦湾。奥は埋め立て工事が進む米軍キャンプ・シュワブ沿岸=9月26日午後、名護市瀬嵩(小川昌宏撮影) 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、大浦湾側の軟弱地盤は1997年に政府が実施した調査ですでにその存在の可能性を示唆する結果が示されていた。大浦湾の埋め立て予定...
名護市辺野古の新基地建設を巡る代執行訴訟の前後に、福岡高裁那覇支部近くで開かれた集会。現場に通って抗議を続ける市民ら約300人(主催者発表)が詰めかけた。工事を強行する政府に司法も追随し、沖縄の前途は険しい。怒りと失望、闘う決意が渦巻いた。 ■「新基地 受け入れ難い」 旧防衛施設庁で働いた70代男...
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