スティーヴン・ミルハウザー - 関連ブログ

2023年に読んで面白かった小説12選 - ネコショカ(猫の書架)

旬のタイミングを逃した感がスゴイけど、毎年書いているので今年も書く。おススメ小説の12選!「2023年に読んだ本」が対象であって、2023年に刊行された本ではないのでその点はご注意を。読了直後のTwitterコメントと併せてどうぞ! ちなみに、非小説部門のベスト記事はこちら。 そして、これまでの「面白かった小説約10...

語り手が異常な小説が読みたい - 千年先の我が庭を見よ

「信頼できない語り手」という小説ジャンルがある。 信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、英語: Unreliable narrator)は、小説や映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードした...

奇跡じみた打率の傑作アンソロジー――『夜の姉妹団 とびきりの現代英米小説14篇』 - 機械仕掛けの鯨が

夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇 作者:ミルハウザー,スティーヴン,ヨッセル,ミハイル,ダイベック,スチュアート,ブラウン,レベッカ 朝日新聞社 Amazon 奇跡じみた打率の一冊である。副題に添えられた「とびきりの現代英米小説」という惹句に偽りはない。雑誌『エスクァイア 日本版』に毎号一本ずつ訳出されたこれ...

薄い本を読むパート3 - Close To The Wall

薄い本を読むパート2 - Close To The Wall 一年おきにやってる気がするこれ、三回目。今回は厳密ではなく本文200ページ前後、とややゆるめに選んだ20冊。冊数も記事も分量が増えて行っている。 フリオ・ホセ・オルドバス『天使のいる廃墟』 ミルチャ・エリアーデ『令嬢クリスティナ』 フランツ・カフカ『変身』 アントニ...

【感想】『 夜になっても遊びつづけろ』 - 村 村

ネタバレですが、私は「九鬼ひとみ」というペンネームで同人誌でちらほら書いてたりします。大学でミス研に所属していた時から、つまりは10年近く使っているペンネームなのですが、いつの間にか同姓同名のソシャゲキャラが作られていました。ペンネームを変えるかどうか悩み中です。絶対に変えたくないというほど愛着...

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)池澤夏樹=個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョン「ヴァインランド」 前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」 ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★ 岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆ ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日...

中国・アメリカ 謎SF - 白水社

21世紀を照らす、内なる遠い世界へDIVE! 〈謎SF〉の世界へようこそ! 謎マシン、謎世界コンタクト…、中・米の現代文学最前線から、インスピレーションによって紡がれた偏愛の7篇の競演! 謎マシン、謎世界コンタクト、謎の眠り―。朗読劇『銀河鉄道の夜』で十年にわたって共演し、文学的感性が共鳴しあう柴田元幸と小...

奇想が誘う短編の宇宙 米作家スティーヴン・ミルハウザーさん(1/2ページ)

2016年に来日。「1行1行を記憶できるような短いものを書くのがやはり気持ちいい」と話したスティーヴン・ミルハウザーさん 奇想と精緻な描写を連ねて、幻想性を帯びた壮大な宇宙へ読者を連れ出す。米の作家、スティーヴン・ミルハウザーさん(77)には「魔術師」という呼び名がよく似合う。7月に邦訳が刊行され...

『小説の読み方、書き方、訳し方』(柴田元幸・高橋源一郎)を読む - 関内関外日記

小説の読み方、書き方、訳し方 (河出文庫) 作者:柴田元幸,高橋源一郎 発売日: 2016/11/14 メディア: Kindle版 新型コロナウイルスの流行とともにおれの読書量は減った。減ったどころじゃなく八割減とかそういうレベルだ。居酒屋か旅館か、というレベルだ。なぜアウトドアではなくインドアの読書が減ったのか。図書館が閉...

つらつらと思い出す、私の好きだった小説45|唐木元

量読む人に比べれば屁みたいもんだけど、それでもかつて、僕もそれなりにフィクションを摂取していて、だけどもう、その感覚は思い出せない。40を境に突如として、小説を読まなくなってしまった。老眼の影響もあるだろうけど、それ以上にその時期、実生活がイベントフルすぎたせいかなと思う。 いま、フィクションは月に...


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