さて、私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」の季節である(過去回は「洋書紹介特集」カテゴリから辿れます)。 以前から書いているが、このブログは一度の更新で5つのエントリを公開するのを通例としており、そうするとそのうちひとつくらいは洋書を紹介するエ...
元ネタ 元ネタはこちらです(以下「Figma と PHP」で略します)。 読んでなるほどと思いました。このように、誰かが苦労したおかげで後続が楽になるので感謝です。何が問題点として生じるのか、どんな解決方法が考えられるのか、が予め判明しているだけでもだいぶ楽になります。 反面、$\LaTeX$ の方が実装は簡易ではな...
ついに屋台骨にメスが入る。 コニカミノルタは4月4日、グローバルでの構造改革の一環として、2025年度中の従来計画に対し、正規・非正規合わせて2400人規模の人員削減を実施すると発表した。2024年度中に実行される予定で、グループ横断の構造改革としては最大規模の人員削減となる。 4月15日には富士フイルムビジネスイ...
以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「The majority of censorship is self-censorship」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 私は多くの博識者を知っているが、エイダ・パーマーは別格だ。優れたSF作家であり、優れた歴史家であり、優れた脚本家であり、優れた歌手であり……。 – https://pluralistic.net/2022...
ジョン・ヘンリーの教訓 19世紀の都市伝説に「ジョン・ヘンリー」という人物がいます[1]。 彼は屈強な肉体労働者で、ハンマーを振るって岩に穴を開ける達人でした。ところが蒸気機関で動くドリルの登場により、彼は失業の危機に瀕します。そこで彼は、人間は機械よりも優れていることを示すために、穴開け競争で蒸気ド...
投資ファンドと組んだMBO(経営陣が参加する買収)に、「待った」をかけたのは協業関係にあった事業会社だった――。投資ファンドに普通の事業会社が噛みつくという構図の異例の事態が起きている。 ミシンで知られるブラザー工業は3月13日、産業用印刷中堅のローランド ディー. ジー.(DG)に対抗TOB(株式公開買い付け)...
【連載】印刷会社が英国アニメイベントを買う。エンタメに形を与えるHYPER JAPANの挑戦…中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第89回 日本アニメに関わるイベントは毎年7月のAnime Expoを代表に、この20年間でアメリカだけでも50以上、それも数万人から数十万人規模に及ぶレベルにまで成長してきた。コロナの3年間でほ...
ブラザー工業が工作機械で存在感を高めている。後発ながら電気自動車(EV)などの大型部品を小型機で加工したいという顧客需要を捉えた。創業は1908年、ミシン修理を源流に家電、印刷機と時代に合わせて稼ぎ頭を変えてきた。市場が成熟した印刷機の次を見据え、工作機械などを柱に「第4の創業」に挑む。「機械の剛性、工...
同人誌印刷でお世話になっている、しまや出版さん(https://www.shimaya.net)の印刷所見学会に行ってきました。 そもそも同人誌印刷所って?個人制作の本を製本してくれる。 なんちゃら印刷さんとか、専門のところだと1000部とかからスタートみたいな本も多いですが、小部数にも対応可能です。また、業界では常識でも一般...
約500年間、印刷された言葉が私たちの教育と文化を形成してきました。しかし、状況は変わりつつあります。 『The Gutenberg Parenthesis(グーテンベルクの括弧)』の著者であるメディア理論家のジェフ・ジャービス氏は、AIなどの新たなテクノロジーに対処する上で、印刷機の時代から学ぶべき重要な教訓があると言います...
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