「不便な本屋はあなたをハックしない」目次 (序) (1)本屋としての筆者 (2)「泡」と「水」――フィルターバブルを洗い流す場所としての書店 (3)独立書店と独立出版社――「課題先進国」としての台湾、韓国、日本 (4)日本における二つの円――「大きな出版業界」と「小さな出版界隈」 (5)「大きな出版業界」の...
CA2043 – 動向レビュー:オープンサイエンスをモニタリングする機関向けダッシュボードとその提供指標:OpenAIREを例として / 池谷瑠絵 PDFファイル カレントアウェアネス No.356 2023年6月20日 CA2044 動向レビュー 「わざわざ系本屋」の系譜―多様化する本屋と、そこに注がれる眼差し 本屋さんウォッチャー:どむか 1....
今なお「本屋」と「紙の本」の時代なのか? 新型コロナウィルスは大学の授業のデジタル化を促進した。リモート授業の間、連絡はWEB上の情報システムを通じて行われ、資料もそこから取得することが一般的になった。そこでは参考となる情報としてWEB上の記事のURLを示すことが多かった。実際、WEB上の記事だけ...
7年前、千駄木の〈往来堂書店〉で、藤原辰史『食べること考えること』と都甲幸治『狂喜の読み屋』の2冊が並べられていた。店長の笈入建志さんによると、版元の「共和国」の最初の刊行物だという。その時点ではどちらも知らない著者だったが、造本の良さに惹かれて前者を買った。その後も池内規行『回想の青山光二』な...
東京で校正者として働いていた廣田いとよさんが、嫁ぎ先の箱根仙石原にブックカフェ「本喫茶わかば」をオープンする。 廣田さんの活動は「一箱古本市」から始まった 開店日の3月20日は、近隣にある冬季休園中の町営植物園「箱根湿生花園」がオープンする日であり、そろそろ仙石原にも春が訪れる時期でもある。それまでの...
ある日、見知らぬ人から一冊の本が送られてきた。鈴木裕人『龍膽寺雄の本』と題する同書はA5判・230ページで、龍膽寺雄の短篇と随筆に加えて、同時代に吉田謙吉と妻である龍膽寺魔子が書いた龍膽寺評、長男の橋詰光氏の回想などが収録されている。本人の肖像や資料のカラー写真も入っている。表紙の絵を描いているのは...
紹介 本を愛してやまない5人の著者が「本のリスト」を巡ってそれぞれに文章を寄せたエッセイ集。様々な時代、様々な場所に存在した「本のリスト」を見つけ出したり、こんなリストがあればと作ってみたり。並んだ本の背文字を目で追っているだけで幸せな気持ちになるあなたに、本書を贈ります。 目次 【もくじ】 1 所蔵...
下北沢のB&Bで2月6日(木)と2月10日(月)にトークイベントを、南阿佐ケ谷の枡野書店で1月22日(水)に本を売ったりします。あと2月6日に『どこでもいいからどこかへ行きたい』という文庫が発売になります。 2月10日(月)「作家の知の整理術」@下北沢B&B 2月10日(月)のイベントは、普段エリーツというバンドを一緒...
今回は、新しく始めたことをお話しします。 めっちゃ小さな本屋さん始めました 笑猫の場所はここ! 一箱ならぬ一本棚 なぜプロレス本? そんなことより笑猫ってどんなお店なのよ? 保護猫活動はたいへんです どうして笑猫で本屋を始めたの? めっちゃ小さな本屋さん始めました この度、名古屋の『保護猫カフェ笑猫』さん...
自称「人間グーグル」のわしが、戦前の趣味人、コレクター、奇人などを調べる時にまずお世話になるのが、反町茂雄『一古書肆の思い出』全5巻(平凡社ライブラリー)である。ただし、人名索引があって便利ではあるが、各巻ごとの索引の上、著名なコレクターしか出てこない。その点、日本古書通信社の『日本蒐集家名簿』は無名...
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