24年1月の書籍雑誌推定販売金額は731億円で、前年比5.8%減。 書籍は457億円で、同3.5%減。 雑誌は273億円で、同9.5%減。 雑誌の内訳は月刊誌が219億円で、同10.6%減、週刊誌は54億円で、同4.7%減。 返品率は書籍が33.8%、雑誌が47.8%で、月刊誌は48.4%、週刊誌は45.2%。 24年の始まりのデータであり、本年はどのような出...
映画雑誌、キネマ旬報が発表する毎年のベスト・テンは、2023年度で第97回。日本の映画界では日本アカデミー賞などと並んで、重要な映画賞という位置づけだ。米アカデミー賞も今年で第96回なので、それよりも長い歴史を誇っているというのがスゴい。2023年度のキネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、つまり最優秀作品に輝...
2023年 第97回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 二階堂ふみ , 阪本順治 , 役所広司 , アイナ・ジ・エンド , 瑠東東一郎 , 趣里 , 磯村勇斗 , マーティン・スコセッシ , ファミリア , 正欲 , 銀河鉄道の父 , 最後まで行く , 波紋 , トッド・フィールド , せかいのおきく , 川本三郎 , 渇水 , TAR/ター ,...
週末、prime videoで、映画『亡国のイージス』(監督 阪本順治 2005)を観ました。 もちろん、嫁も8歳児のゆうゆうも横で観ていました。 この手の自衛隊モノの国家の危機を扱ったアニメや映画も多いです。 意外とこの手の映画も、よく観ます。 前からしっかりと観てみたいと思いながら、観る機会が無かったのが本...
2021年のこと。新刊映画本情報が少なすぎるという苛立ちから、ぼく(=髙橋)とパートナー(=山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された新刊映画本を5冊読む」ことに決め、「月例映画本読書録」と題してクロス(ショート)レビュー方式で紹介していく……という習慣をnoteで始めた。にもかかわらず情けなくも、掲...
「せかいのおきく」 2023年4月29日(土)テアトル新宿にて。午後4時30分より鑑賞(A-9) ~江戸庶民の日常と若者の恋を美しいモノクロ映像で綴る 「どついたるねん」「顔」「北のカナリアたち」など代表作を挙げればきりがないベテランの阪本順治監督。当たりはずれはあるものの、精力的に映画を撮り続けている。その新...
22歳のおきくは、武家育ちでありながら今は貧乏長屋で父と二人暮らし。毎朝、便所の肥やしを汲んで狭い路地を駆ける中次のことをずっと知っている。ある時、喉を切られて声を失ったおきくは、それでも子供に文字を教える決意をする。雪の降りそうな寒い朝。やっとの思いで中次の家にたどり着いたおきくは、身振り手振り...
2022年7月19日、大阪の映画関係者に衝撃が走った。関西のミニシアター文化を牽引してきた映画館のひとつである「テアトル梅田」がテナント契約の終了を理由に、9月30日閉館を公表したのだ。 そのとき多くの人の頭をよぎったのが、コロナ禍での経営悪化を理由に7月29日に迫っていた東京「岩波ホール」閉館の...
作品監督公開年1丹下左膳余話・百萬兩の壺山中貞雄19352鶴八鶴次郎成瀬巳喜男19383鴛鴦歌合戦マキノ正博19394残菊物語溝口健二19395土内田吐夢19396父ありき小津安二郎19427一番美しく黒澤明19448カルメン故郷に帰る木下恵介19519雨月物語溝口健二195310近松物語溝口健二195411蜘蛛巣城黒澤明195712東京暮色小津安二郎19...
第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞、そして第92回アカデミー賞では外国語作品として史上初の作品賞に輝くなど最多4部門を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(’19)。WOWOWでは同作を含め、ポン・ジュノ監督による傑作8作品を一挙放送する。 そこで、ポン・ジュノ作品で助監督を務めた経験があり、『岬の兄妹...
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