2月20日の施政方針演説で高市首相は、「社会保障と税」をテーマに国民会議を立ち上げ、国民的議論を行う考えを示した。制度の持続可能性が問われる中での議論の場づくりは一見、前向きに映る。しかし、そこでどのような前提や認識が共有されるのかによって、議論の方向性は大きく左右される。結論ありきの会議にならない...
自民党の少数与党化、参政党の躍進、民意と政治制度のズレ──。 日本政治は潜在化していた課題に直面しているかのような印象がある。 政党政治は新たな局面を迎えようとしているのか? イギリスとの比較も交えながら考える。 京都大学大学院法学研究科教授 待鳥聡史(画像右) 成蹊大学法学部教授 今井貴子(画像中央) ...
なぜ中国は高市発言に対しこうも敏感に反応するのか。歴史的な文脈からその背景を探ってみた。 確かに高市首相の11月7日の衆院予算委員会での「台湾有事」発言は迂闊だった。「どのような状況が日本にとって存立危機事態に当たるのか」を問われた高市首相は、「台湾有事は存立危機事態になりうる」と答弁してしまった。...
参院選では自民党が大幅に議席を減らし、参政党や国民民主党が躍進した。有権者の投票行動の背後にはどのような社会構造の変化があったのだろうか。 そのヒントになる調査を早稲田大学人間科学学術院教授の橋本健二氏が行っている。橋本氏の研究グループは2022年1月から2月にかけて東京、名古屋、大阪の三大都市圏の住民...
サイゼリヤの「ソーセージピザ」 サイゼリヤのキャッシュレス決済やモバイルオーダーの導入をめぐり「究極の後出しジャンケンが優秀」だと話題を呼んでいる。サイゼリヤは飲食業界のなかでは遅れるかたちで2023年頃から、QRコードをスマートフォンで読み取るセルフオーダー方式を導入。同じく他社に遅れるかたちで21年に...
「法の人類史」 [著]フェルナンダ・ピリー 法は、社会秩序を守る上で欠かせないとされている。では、それはどこから生まれたのか。古代ローマから近代ヨーロッパに至る法の支配の歴史は有名だが、西洋以外でも様々な社会が法を作ってきた。本書は、従来の西洋中心的な見方を改め、法の世界史を展望する。 本書によれ...
自分は東京生まれ東京育ち。 勉強で苦労という感覚と一切無縁に小中学生活を送り、都立御三家の次の階層にあたる都立高校に当然のように受かり、 適当にだらしなく生きて、9ヶ月間くらいチョロっと勉強して何の苦労もなく中央大と首都大学東京(現都立大)に現役で受かって、 大学生になって4年間プラプラして第一地銀と特...
本エッセイは、アドヴェントカレンダー「言語学な人々」の記事として公開しているものである。 (2025/2/21 追記:Xの#国際母語デーで紹介するために、加筆しています) 私はフィールド言語学者である。消滅の危機に瀕した少数言語を対象に、現地調査を行いながらその言語の全体像を記述・分析・記録保存していくことを...
社会学者の打越正行(うちこし・まさゆき)さんが9日午後4時5分、急性骨髄性白血病のため死去した。45歳。広島県出身。告別式は15日正午から川崎市宮前区菅生4の17の2、宮前シティホールで。喪主は妻、申京姫(シン・キョンヒ)さん。 専門は沖縄、参与観察。首都大学東京(現東京都立大)で博士号を取得し、2020年から...
経営学者が語る「そこそこ起業」のススメ司会者:じゃあさっそく、高橋先生からお話をいただきたいと思います。高橋先生、よろしくお願いします。 高橋勅徳氏(以下、高橋):今日はお招きいただきありがとうございます。東京都立大学大学院経営学研究科で、経営学の准教授をさせていただいております、高橋勅徳と申しま...
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