社会学部でメディアとかポピュラー・カルチャーに関して興味持ってる新入生に向けて、2013~2023年刊行の新書200選、ということです(現在200冊だと思いますが、年内適宜追加していきます)。 稲増一憲『マスメディアとは何か:「影響力」の正体』中公新書、2022年 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち:ファスト映画・ネタバレー...
少女漫画家・萩尾望都さんの代表作『11人いる!』は、なぜ高く評価されているのか。評論家の長山靖生さんは「舞台は遠未来の宇宙。発表当時は『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』などが流行し、SFがブームになっていたが、発表はそれより早く、時代を先駆けていた。しかも緻密な設定で、SFマニアをうならせるほどだ...
1973年3月、小松左京『果しなき流れの果に』でスタートしたハヤカワ文庫JAは、昨年10月刊行の樋口恭介編『異常論文』で通巻1500番に到達しました。それを記念し、昨年〈SFマガジン〉〈ミステリマガジン〉両誌で連載された特集企画を、このたび一冊の単行本として刊行いたします! 本欄では総勢138人の執筆者の皆さまと、...
哲学者のカントは教え子に「美貌の女よりも金持ちで持参金が多い女を妻にするといい」とアドバイスしていたという。しかし、カント自身は生涯独身だった。評論家の長山靖生氏は「カントの規則正しい生活には女性が入り込む余地がなかった。それだけ学問に執着していた」という――。 ※本稿は、長山靖生『独身偉人伝』(新...
【萩尾望都】大泉スレ【竹宮惠子】 資料まとめサイト 5ちゃんねる【萩尾望都】大泉スレ【竹宮惠子】に関する資料まとめサイト トップページページ一覧メンバー編集 トップページ 最終更新: mototemplate 2024年03月18日(月) 13:31:11履歴 Tweet 5ちゃんねる 【萩尾望都】大泉スレ【竹宮惠子】 資料まとめサイト 2021...
戦前・戦中の珍妙なプロパガンダ資料をもとに「日本的なるもの」の実体(のなさ)をあぶり出してきた早川タダノリさんに、『日本回帰と文化人――昭和戦前期の理想と悲劇』(長山靖生著、筑摩選書)を書評していただきました。今日にも連なる「日本的なるもの」の重力とは?(PR誌『ちくま』5月号より転載) 「日本的なる...
1995年に放送され、社会現象にもなったアニメ『エヴァンゲリオン』。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け公開が再延期されたが、シリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』も企画されており、四半世紀以上たった今でも多くの注目を集め続けている。 【画像】2015年、アニメ放送開始20周年を記念して物語の...
最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に通じるのか。2009-2012年にNHK Eテレで日本の作品を英語翻訳で紹介する「Jブンガク」という番組があったが、それとは違う。1990年代後半、『文藝』がJ文学なる呼び名を掲げ、出版界で...
『トンデモ本の世界R』(2001、太田出版)を再読していて、山本弘氏が大藪春彦『餓狼の弾痕』(1994、角川書店)を取り上げているのを見て「あったなあ」と懐かしく思った。そして、氏の文章を一通り読み終えてから、「やっぱり一言書いておきたい」と思ったのでその通りに書くことにする。 『餓狼の弾痕』がトンデモ本...
社会学部の学部生(とくにメディア系)に読んでほしいなぁ、の2011~2020年版。 たぶん200冊のはず(アンダーラインの処理の仕方がよくわからない……)。 加藤秀俊『社会学:わたしと世間』中公新書、2018年 小熊英二『日本社会のしくみ:雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社現代新書、2019年 大澤真幸『社会学史』講談...
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