日本政府はエンタメ作品の人気を利用して外交力を高める狙いもあり、12年に「クールジャパン戦略担当相」を新設。翌年には官民ファンドの「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」を立ち上げた。それから約10年が経つが、一体どのような成果があがっているのだろうか。 ここでは、共同通信社記者の小川悠介氏の著...
半導体大手、ルネサスエレクトロニクスの経営が新章に入った。官民ファンドのINCJの前身である産業革新機構から資本注入の支援を受けて10年が経過。経営危機を脱し、時価総額は一時約5兆円になるなど回復は鮮明だ。世界で戦える企業になったのか。顧客の要望に即応電子デバイスを手掛ける内藤電誠町田製作所(東京都町田...
2023年11月21日に開催された日経ビジネス主催の経営力向上プロジェクト「経営者徹底討論! 2024年問題 人手不足はリスクか、チャンスか?」。経営者と有識者5人が参加して「人手不足はリスクか、チャンスか?」をテーマにラウンドテーブル形式で議論した。その内容を前編と後編の2回に分けてお届けする。前編では、人...
INCJ(旧産業革新機構)は9日、ルネサスエレクトロニクス株を売却すると発表した。これまで段階的に売却して保有株比率は6.65%まで下がっていたが、今回の売却でほぼゼロになる。売却価格は10日午前8時までに決める。9日終値で計算した売却額は約3000億円。INCJは東日本大震災後の13年、経営難に陥っていたルネサスに約1...
国内のアニメ視聴者は3500万人と言われ、人口の4分の1はアニメを観る人々、というほどのアニメ大国となった日本。ただすでに2.5兆円と言われるアニメ市場の半分は「海外」から。この「海外のアニメファン」というのはどこにいて、どんな人たちで、どんなアニメを観ているのか。日本企業でこの答えに近づけている企業は少...
出資が行われた2013年当時、一体誰がこの復活劇を予想しただろうか。ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は、2023年8月18日、筆頭株主である官製ファンドのINCJ(旧産業革新機構)がルネサス株の一部を売却。同ファンドの保有割合が10%を下回ることにより、主要株主に該当しなくなると発表した。 日本の大手半...
今回はどうだ!? こんにちは! きんぎょです。 先日に引き続き、きんぎょ保有の個別株が「直近の決算を含めてどうなったのか」をご紹介していきます(^^♪ ⑤4187 大阪有機化学工業 ⑥4386 SIGグループ ⑦4686 ジャストシステム ⑧4733 OBC ⑨4820 EMシステムズ まとめ ⑤4187 大阪有機化学工業 アクリル酸エステルなどの...
やべ・けんすけ/中京大学国際学部・同大学院経営学研究科教授。ローランド・ベルガー勤務などを経て現職。マックスバリュ東海社外取締役も務める。Twitter(@ybknsk)にて、決算書が読めるようになる参加型コンテンツ「会計思考力入門ゼミ」を配信中。著書に『決算書の比較図鑑』 『武器としての会計思考力』 『武器と...
#2 #3 2021年初頭に起きた半導体不足がきっかけとなって、世界中で狂気的な半導体製造能力構築競争が起きている。そして、その不毛な競争に、日本も巻き込まれている。というより、自ら無謀な競争に突き進んでいる。 日本が進めようとしている半導体政策とその問題点を指摘する。一言でいえば、またしても、日本の半...
自称・三大投資家のジム・ロジャーズさん(81)、適当発言で日本株を煽った途端にまた株式市場から辱めを受ける
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