時価総額世界3位のエヌビディアは、「YOLO(You Only Live Once=人生は一度きり)」精神で人生を楽しむためにリスクをいとわない投資家のためのカジノと化している。 18日のオプションの動きを見ればわかる。トレーダーは、半導体メーカーのエヌビディアの株価が週末までに同日終値(約885ドル)の2倍強に達すると想...
米国オフィス向け融資の追加引き当てで、2024年3月期決算が15年ぶりの赤字に転落するあおぞら銀行。一段の不動産市況の悪化に直面すれば、追加損失計上の可能性も否定できないほか、ネットバンキング時代のリスクを懸念する声も聞かれる。 業績の下方修正を発表したあおぞら銀の1日の株価はストップ安(値幅制限いっぱ...
世界を席巻してきたのは「ギャンブル系金融業」 もう40年も前のことになるが、私が上田ハーロー(上田短資)に勤務していた頃、「東京金融(外国為替)市場は『世界最大級のカジノ』」だと仲間内で揶揄していた。 実際、トレーディングルームは、巨額の資金をベットして(かけて)コンマ以下の秒単位で取引を行う殺気だ...
クレディ・スイス・グループが発行し、今年3月に全額が無価値になった永久劣後債(AT1債)を巡って同債を販売した三菱UFJモルガン・スタンレー証券を相手取り、個人投資家らが集団訴訟を起こしたことが31日、分かった。 個人投資家など66の原告の代理人を共同で務める山崎・丸の内法律事務所が同日、取引による損...
2018年に創業し、わずか5年でゲームセンター業界シェア第3位にまで上り詰めたのが「GENDA(ジェンダ)」だ。同社は、業務用ゲーム機のレンタル事業を皮切りに、M&Aを繰り返しながら、ゲームセンターの運営で業績を伸ばしてきた。 また、コロナ禍にゲーム業界の老舗「セガエンタテインメント」をM&Aしたことは大きな話題...
三菱UFJ銀行が金融サービスへの量子技術の活用に乗り出す。量子コンピューター関連のサービスを展開するスタートアップのグルーヴノーツ(福岡市)へ出資。デリバティブ(金融派生商品)などの高度な金融取引や資産運用のリスク管理、業務効率化などでの利用を目指す。量子技術は金融の競争環境を大きく変える可能性があ...
高い利回りをうたう一方でリスクを伴う「仕組み債」と呼ばれる金融商品をめぐり、証券取引等監視委員会は「千葉銀行」や子会社の証券会社、それに「武蔵野銀行」がリスクを十分に説明せずに顧客に販売したなどとして3社に対して行政処分を行うよう金融庁に勧告しました。 勧告の対象となったのは、「千葉銀行」と子会社...
三菱UFJ銀行の店舗(※本稿内容の店舗とは無関係です) 3月、スイスの大手金融機関クレディ・スイスが経営不振に陥り、世界の金融業界は緊張に包まれた。結果、スイスの同業UBSに吸収合併されことなきを得たが、その渦中で大損を被った投資家がいる。国内大手証券の三菱UFJモルガン・スタンレー証券(以下「MS」)の仲介...
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は13日、ソフトバンクグループ(SBG)が保有する中国・アリババ集団株を活用して約72億ドル(約9500億円)を調達したと報じた。デリバティブ(金融派生商品)の一種である先渡し売買契約によるものだという。FTによると、SBGは2023年に入り、保有するアリババ株の約72億ドル相当を先...
老後の不安とは、突き詰めていけば「お金の問題」に他なりません。長生きは喜ばしい反面、それだけ生活費がかかることも事実です。本連載では、資産形成のプロでありシニア・プライベートバンカーの濵島成士郎氏が、著書である『老後の不安がなくなる50歳からのお金の増やし方』(三笠書房)から、老後の資産形成を行う...
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