マリー・アントワネット - 関連ブログ

凡庸とされた王の、堂々たる最後。~マリー・アントワネットの生涯57。バルバトル:クラヴサン組曲 第1集(前半) - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

ルイ16世の裁判 運命の、国王裁判 1792年末から、国民公会では、元国王、ルイ16世の処遇についての議論が戦わされていました。 国民公会は間接選挙ながら男子の普通選挙で選ばれた議員で構成され、立法機関であるとともに、諸委員会には執行権もあり、行政機関でもありました。 この、三権分立になっていない体制が、権...

歌で過激化した革命と、うまく生き延びた音楽家たち。~マリー・アントワネットの生涯56。ダヴォー:愛国的歌曲によるサンフォニー・コンセルタント - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

ミシェル・バーテルミー・オリヴィエ『コンティ公のお茶会』(1766年) フランス王と因縁の騎士団 フィリップ4世 〝元〟国王一家が幽閉された「タンプル塔」は、中世、十字軍に伴って結成された騎士修道会のひとつ、「テンプル騎士団」の城でした。 第1回十字軍が聖地エルサレムの占領に成功したあと、巡礼者を保護する...

フランスから王様がいなくなった日。~マリー・アントワネットの生涯55。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第3幕(4) - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

スイス:ルツェルンの「瀕死のライオン像」 どんどん過激になる革命 国王一家が変装して国から逃亡するという、前代未聞のヴァレンヌ事件は、王の運命を決めただけでなく、歴史の画期となりました。 この事件がなければ、フランスは今でも王国だったかもしれません。 EU体制となった今でも、ヨーロッパには数多くの王...

「プリシラ」 - 映画貧乏日記

「プリシラ」 2024年4月18日(木)シネ・リーブル池袋にて。午後2時30分より鑑賞(シアター2/D-5) ~エルヴィス・プレスリーの元妻の孤独と自立への道 昨日、大学病院の眼科に行ったら、左目に異常があるというので、目に注射をされて4万8210円も取られてしまった。先日15万円のパソコンを買ったばかりだというのに、どうす...

国王が国民から逃げた珍事、ヴァレンヌ逃亡事件。~マリー・アントワネットの生涯54。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第3幕(3) - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

「ヴァレンヌ事件」パリに連れ戻されるルイ16世一家 王妃の密かな決意とは 1789年10月5日に起こった「ヴェルサイユ行進」で、パリに連れてこられたフランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネット一家。 かつて絶対王権を奮った太陽王ルイ14世の居城、華麗なるヴェルサイユ宮殿から、パリ市内の旧王宮、蜘蛛の巣の張...

パリの女性たちを怒らせた大宴会。~マリー・アントワネットの生涯53。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第3幕(2) - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

フランス人権宣言(ジャン=ジャック・フランソワ・ル・バルビエ画) 人類が到達した、偉大なる宣言 1789年7月14日。 パリ市民が、絶対王政の圧政の象徴であったバスティーユ監獄を陥落させ、フランス革命の火ぶたが切って落とされました。 7月14日は、フランス共和国の建国記念日であり、「パリ祭」として今でも祝われて...

パリの最も熱い日、バスティーユ襲撃。~マリー・アントワネットの生涯52。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第3幕(1) - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

バスティーユ襲撃(ジャン=ピエール・ウーエル画) 財政破綻しても、免税の人々 第三身分に乗っかる第一、第二身分 いよいよ、世界史上の一大画期、「フランス大革命」の足音が迫ってきます。 世界史の教科書と同じ話になってしまいますが、当時のフランス絶対王政は、のちに旧制度(アンシャンレジーム)と呼ばれます...

【ヌン活】「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」2000円台でマリー・アントワネット気分が味わえるアフタヌーンティー

» 【ヌン活】「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」2000円台でマリー・アントワネット気分が味わえるアフタヌーンティー 特集 皆様、ごきげんよう。ボロは着てても心は錦。激安アフタヌーンティー研究家の御花畑マリコと申します。 「ホテルのアフタヌーンティーは高すぎる!!」とハズキルーペの渡辺謙か、楽天...

「王妃炎上」のはじまり、首飾り事件。~マリー・アントワネットの生涯51。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第2幕後半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

「首飾り事件」の首飾りのデザイン画 「首飾り事件」の発覚 1785年夏、王妃マリー・アントワネットは、ボーマルシェ作の喜劇『セビリアの理髪師』を、プチ・トリアノン宮殿の自分専用の劇場で、自ら上演するのに夢中になっていました。 ベルタン嬢にコスチュームを作らせ、コメディ・フランセーズの演出家を呼んで、演技...

バスティーユを破壊する方が先だ!とルイ16世。~マリー・アントワネットの生涯50。モーツァルト:オペラ『クレタの王イドメネオ』第2幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

『セビリアの理髪師』の一場面 「フィガロ三部作」の第一作 1772年、ボーマルシェは、かつて妹の名誉を救うために滞在し、元婚約者と裁判で闘った地、スペインでの体験をもとに、オペラ・コミック『セビリアの理髪師 または無益の用心』を書きました。 これがイタリア劇団から上演を断られたあと、喜劇として作り直し、...


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