(国際ジャーナリスト・木村正人) 「成長率が高まれば誰もが恩恵を受ける約束だった」 [ロンドン発]米国を代表する経済学者でノーベル経済学賞受賞者、コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授が5月2日、ロンドンの外国人特派員協会(FPA)で質疑に応じ、マーガレット・サッチャー英首相とロナルド・レーガン米...
前回のエントリに続き、2024年に入ってから現時点までに観た面白い映画を並べていきたい。 なお、韓国映画はハズレ率0%で弾数もあるので、別建てにして紹介したい。 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』 (公式サイト) ゴールデンウィーク中もまだ前章が上映しているので、面白いアニメ映画が観...
May 03, 2024 井上太一『動物倫理の最前線』へのコメント 井上さんは近年つぎつぎに動物倫理関連の著作を翻訳し注⽬されている翻訳家である。とりわけ、ナイバートやワディウェルなど、これまでの⽇本の動物倫理学の議論ではほぼ取り上げられてこなかった傾向の著作を翻訳されたことは学術的に⼤きな貢献となっている。 ...
現在の歴史的な円安の背景と要因について、以下の3つのポイントから考察していく。 2011年の1ドル75円と比べて、2024年現在なんと155円(今日は一時的に160円)、円の価値は半分以下に下落した。 多くを輸入に頼る日本では、モノの値段が次々上げられ、人々は海外旅行にもいけなくなった。 かつて世界2位の経済規模を誇...
憲法記念日ということで、ふたたびXのポストを引用。 辻政信「天皇制のもとで、可能な範囲において、あなたは学者的な発言をなさったとおっしゃるが、しからば、将来共産主義政権ができたら、共産主義政権のもとにおいて、可能な範囲であなたの言論を学者の良心としてお述べになるつもりか。」 憲法といえば国会のやり取...
(CNN) バイデン米大統領が署名した950億ドル(約15兆円)規模の軍事支援パッケージは、現実的な交渉が成し遂げた偉業に他ならない。それはウクライナとイスラエルへの資金拠出を念頭に置いた施策であり、数カ月に及ぶ連邦議会での抜け目ない駆け引きを経て実現した。しかし今回の支援で両国の戦争目的が増大す...
最重要インフラ「水道」の民営化は本当に必要なのか…杉並区の初の女性区長が研究者として訴えていたこと なんでも「民営化」すればいいわけではない 「ほとんどの国では民間が運営」は間違い 麻生副総理の発言には数多くの誤りがふくまれているが、そのなかでも「水道というものは、世界中ほとんどの国ではプライベートの会...
僕が江東区の自民(維新)支持者だったら、(いろいろ文句はあるが結局)乙武さんに入れるしかないのではと考えるその理由 さて、今週末には衆議院の補選が3つある。与党自民党の「裏金」問題と、選挙区の情勢を掛け算すると、3選挙区とも立憲民主党が勝つ可能性が高い。それは妥当な結果で、長期的にはこの国の民主主義...
ALS 患者殺害の容疑者を石原慎太郎が差別丸出しで擁護! 松井市長ら維新も優生思想を批判せず“医療費削減の安楽死”推進に利用 しかし、考えてみれば、維新がこんな事件に乗じて「尊厳死の議論を」などというのは、ある意味、当然なのかもしれない。 維新は、橋下徹・元大阪市長の時代から財政健全化のための福祉切り捨て...
288回 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』 三宅香帆氏によるベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)は非常な労作であり、様々な資料にあたりながら、明治以降の社会における読書というものの位置付けの変化を追い、現代日本社会の労働が抱えている問題...
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