月はいよいよ澄んで美しい。夫人が、 氷とぢ 岩間の水は 行き悩み 空澄む月の 影ぞ流るる と言いながら、外を見るために少し傾けた顔が美しかった。 髪の性質《たち》、顔だちが恋しい故人の宮にそっくりな気がして、 源氏はうれしかった。 少し外に分けられていた心も取り返されるものと思われた。 鴛鴦《おしどり》の...
当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。 出遅れおじさんです。 「毎日が日曜日暮らし」満喫ネタです。 本日(4月15日)は東京国立博物館(トーハク)の特別展「法然と極楽浄土展(4月16日~6月9日開催)」の内覧会に参加しました。 内覧会案内はがき 私が改めて気づかされたのは、トーハクから送ってくださった案...
光源氏は、平安時代の代表的な文学作品である『源氏物語』の主人公です。類まれなる容姿と才能を持ち、情熱的な恋愛を繰り広げたことから、多くの女性の憧れの存在となっています。もし、光源氏が彼氏だったら、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。また、どのような接し方をすればよいのでしょうか。 光...
初詣イメージ 更新日:2023/12/30 いよいよ今年も残りわずか。 元旦は初詣に出かける人も多いと思います。 初詣とは、新年を迎え初めて神社やお寺にお詣りすることを指します。 人々が初詣をするようになったのは明治以降です。 そしてより多くの人が初詣を行うようになったのは、 鉄道網が発達し、鉄道会社が行ったキャ...
神社やお寺は、昔から好きでした。 整然とした静けさと漂う厳かな空気が気持ちよく、 こころが落ち着くのを感じられたからです。 夫が亡くなってからは、特に仏像のお顔をじっくり拝見するようになりました。 それは、夫は目をつぶっていると仏様のような顔をしているからです。 どこかに、似ているお顔をしている仏像が...
ひとは その まごころは 信ずるに足る あの 言葉 中村哲さんの 言葉 懺悔して 生きる と ひたに ひたすらに ねがうとき ぴったりと いてくれる あたたかく つよく 少しの 怖さと… 丸 つよい ゆたか と 万事 いい加減なわたしは 紙と鉛筆だけで 丸底の型紙 つくって おもう 折り紙みたいにして 放射状に点々つけて 丸く ...
田畑トマト@ベトナム語キュレーター🇻🇳 @tiengvietomato ベトナム語を合理的にわかりやすく伝えるブログや動画を投稿しています。ベトナムでは家無しで各地を転々と放浪しています。 発音テキスト販売してます→note.com/vietomato/n/n8… Youtube→youtube.com/@tomatovietnam… vietomato.com 田畑トマト@ベトナム語キュ...
開催趣旨 平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう)(613~681)の教えに接した法然(法然(ほうねん)房(ぼう)源空(げんくう)、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰...
みなさま、こんばんわぁあです ここのところ続いている 京都のはなし ひとりで食べてばっかりのようですが 実は、腹ごなしに 歩いて、あちこちお散歩しておりました まずは 国宝「蓮華王院 三十三間堂」へ 1164年に 後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一角に 平清盛が造営したといわれています 80年後に一度焼失したもの...
暑い夏に世界史関連本が豊作です 四半期恒例の世界史関連新刊の紹介です。 今回は2023年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 私のリサーチ力?も向上したのか、増えに増えて今回は60冊です。 今回は、新書、文庫、選書、学術書がとても多いです。 新書・文庫・選書・学術書 このカテゴリーだけで今回は26冊もあります。 ...
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