このたび「元内閣法制局長官・元最高裁判所判事 回想録」という題名で、私の人生を振り返った次の書物を、弘文堂から出版する運びとなった。読者の皆さま方が、その人生を歩む上で、何らかのご参考になればと願っている。 (注) このうち「第5章 内閣法制局長官を辞する」以外は、このブログ上で公開していたものと...
英国世襲王政の真髄をみた気がします。中・東欧選挙王政では、君主の死去から次王戴冠式までの間に必ず公的な空位期が存在し、戴冠式が即位日となりました。しかし英国では、エリザベス2世死去に際してすでに嫡男に王位が転移しているという前提で、首相が新国王チャールズ3世への神の加護を祈願します— Tatsuya NAKAZAW...
どーも、ShinShaです。 今回は『古事記を読もう』第13回の記事。 アマテラスの孫ニニギが日向の高千穂に降臨(こうりん)します。 ここから古事記ではアマテラスの子孫が地上で繁栄する物語となります。 今回の物語では天皇家が継承する宝物、三種の神器のお話が登場します。 天皇家の皇位継承の証である三種の神器は古...
上皇陛下の退位実行の衝撃平成28年。2016年8月8日の暑い夏の盛りでした。 私は地元の市が主催した「ハワイ研修プログラム」なるものに参加していたため、同地の安いホテルで、その映像を見たことを思い出します。ハワイでは日本の番組も映ることがありますが、私がそれを見たのはスマートフォンの画面でした。 この時...
令和への「代替わり」から1年が経つ。5月1日の剣璽等承継の儀の後、即位後朝見の儀をテレビで見た人々は多かったように思う。平成から令和へ切り替わる瞬間には多くの人々が街でカウントダウンのような騒ぎをしている様子も見られた。この1年間の当初、その熱狂のような「代替わり」を人々は積極的に受け止め、また自身...
(宮内記者会・日本記者クラブ代表質問) (問1) 陛下は昨年5月、約200年ぶりの退位によって皇位を継承し、一連の即位儀式を終えられました。即位の感想とともに、天皇として約10か月を振り返り、お気持ちをお聞かせください。また、平成時を踏襲した儀式の在り方についてのお考えをお聞かせください。 (天皇陛下) ...
本年4月30日に明仁天皇が退位し、5月1日に徳仁天皇が皇位を継承した。政府は、これに続き、10月下旬から11月上旬にかけて「即位の礼」に関わる残りの儀式・行事を行い、さらに11月14・15日に大嘗祭を挙行しようとしている。 先の昭和天皇から明仁天皇への「代替わり」にともなう一連の儀式・行事について、われわれは、...
天皇陛下が、皇后さまとともに、広く国民に即位を披露し祝福を受けられるパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」が、10日午後、東京の都心部で行われます。 先月22日、天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」に続いて行われる予定でしたが、台風19号による甚大な被害を受けて延期されていました...
世界が注目した「即位の礼」の重要な儀式である「即位礼正殿の儀」。 アメリカの2大新聞はどう報じたのか? 日本はもうしませんでした? まず、ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「即位の礼」について「日本はコレ、もうしませんでした?」と、数多くの儀式が続くことを揶揄するかのような、皮肉たっぷりな見出しで...
2019年11月に行われる予定の「大嘗祭(だいじょうさい)」。古来より伝わる皇室の伝統で、皇位継承にともなう一世に一度の重要な儀式だ。しかし、その詳しい内容は長くベールに包まれてきた。今回、関係者の証言や資料から「大嘗祭」を再現。受け継がれてきた皇室の伝統に迫る。さらに、男系男子に限られている皇位の継...
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