昨年、神保町が タイムアウトの「世界で最もクールな街」第1位に選ばれました。古書店約130軒がひしめくアナログで知の街が、生成AIの時代に世界一。面白いなと思いつつ、「なぜ神保町なのか」がずっと引っかかっていました。 手がかりが見えたのは、2025年9月の日経新聞の記事です。英国の翻訳小説売上ランキングに、八...
現在アニメや漫画が世界的なブームとなっていますが、 同様に、日本の小説もかつてない盛り上がりを見せています。 イギリスでは2024年の翻訳フィクション売上トップ40のうち、 実に43パーセントが日本文学でしたが、 南米でもその人気は凄まじいものがあるようで、 アルゼンチン出身の編集者の方が、 昨今の日本小説ブ...
はじめに言っておくとこのタイトルは嘘である。そこまでは思っていない。 嘘だが、「こんな描き方をするなら出さんでいいよ」と言いたくなるフィクションが多いのはたしかだ。 現実世界の閉塞感や厭世機運を反映してか、フィクションでも2010年代後半から反出生主義を扱ったり間接的にせよ言及したりする作品がちらちら...
これから書く話は、なんの科学的根拠もない与太話として聞いてほしい。 みなさんはマンガ家やミュージシャンなどいわゆるクリエイティブな職種についている人間の容貌を見て、「異常なほどに若々しい」と感じた経験はないだろうか? たとえば『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦先生などは、著作と関連付けら...
https://www.shinchosha.co.jp/book/325626/preview/ 新潮社のサイトでまるまる無料で読める短編 実在の事件がモデル 大学生のトヨは、この一年ほどSNSの美容アカウント、整形アカウントに入り浸っている。自分の本当の力を発揮できれば、称賛してくれる人々はもっといるはずなのに…。そう焦りながら、気づけばギャラ飲...
川上未映子の「夏物語」がなにやら海外でも賞を取ってておもしろいと聞いて読んだわけ。分厚かったよ。 感想としては面白いというか、これ結構卑怯くさくない?っていう感想しか出なかったんだけど同じ気持ちの人おらんの? 読書メーターで同じような意見の人見たからまあいることはいるのか…って感じだけど。 子ども産...
(2025.07.19 石川県立図書館より 円のように配置された本棚はどこから見ても美しい) 恒例となったこの企画(そうでもない!?)を今年も。昨年2025年に読んだ本は、138作品(冊数は163冊)だった。その中からおすすめの10作品を紹介する。例年通り独断と偏見で選んだもので、ランキング形式ではなく読んだ順である。新...
【訊いた人】 坂上陽子(『文藝』編集長) 戸井武史(『群像』編集長) 浅井茉莉子(『文學界』編集長) 杉山達哉(『新潮』編集長) Q1.文芸が好きになったきっかけの一作は? 文藝(坂上) 金井美恵子『小春日和』。 群像(戸井) 大江健三郎『個人的な体験』。1994年のノーベル文学賞受賞時に手に取り、「こんなふう...
by 『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』(鴻巣友季子)担当編集 突然ですが、これ、なんのリストかわかるでしょうか。 1位 柚木麻子『BUTTER』 2位 柚木麻子『BUTTER』(バージョン違い) 5位 川口俊和 『コーヒーが冷めないうちに』 6位 雨穴『変な絵』 10位 青山美智子『お探し物は図書室まで』 11位 八...
ファッションとは単なる装いの行為ではなく、その人のセンスや生き方を体現するもの。言葉と生のあわいを見つめ続ける作家、川上未映子が「自分らしい幸せ」を模索する女性のためのブランド、SA VILLE / SA VIEを纏い街を歩く。10代の頃の思い出が詰まったお茶の水・神保町で、自分だけのスタイルを築く秘訣を語ってくれ...
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