全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2024年本屋大賞』の大賞作品が10日に発表され、『成瀬は天下を取りにいく』(著者:宮島未奈 新潮社)が大賞に選ばれた。同作は宮島氏のデビュー作品となっており、都内で行われた授賞式に参加した宮島氏は「滋賀のみなさん、見ていますかー!?」と興奮しながら、物語...
来たる4月10日。いよいよ、今年の本屋大賞作品が発表されます。今回の記事では、ノミネート作品10冊を一気にご紹介します! 黄色い家 君が手にするはずだった黄金について 成瀬は天下を取りにいく スピノザの診察室 星を編む リカバリー・カバヒコ レーエンデ国物語 存在のすべてを 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐ...
1、作品の概要 『あこがれ』は川上未映子の長編小説。 『ミス・アイスサンドイッチ』『苺ジャムから苺をひけば』の2編が収録されている。 第一回渡辺淳一文学賞受賞。 麦彦とヘガティー、それぞれの視点で思春期直前の揺れ動く気持ちを描いた。 2、あらすじ ①ミス・アイスサンドイッチ 小学4年生の麦彦は、スーパーのサ...
井上荒野さん=高波淳撮影 選考委員の小説観を持ち寄って 第6回「深大寺恋物語」審査員特別賞受賞――それが清の文章歴の中で一番輝かしい部分だ。そのとき、審査員の一人だったのが井上荒野さん。以前、『生皮』のインタビューでお目にかかったとき、「じつは私、井上さんに深大寺恋物語で小説を選んでいただきまして……...
先週のことになるが、3月1日(金)に、早稲田大学大隈記念講堂にて開催された「村上春樹×川上未映子 春のみみずく朗読会」に行ってきた。おそらく、私の書に耽る関連では今年のメインイベントの一つになるであろう。 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)に基金をするという形で開催されたイベントである。1/15...
珍しく読書が捗っていて嬉しい今日この頃です。寒暖差の激しい毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。 今回取り上げるのは以下の4冊です↓ ▶︎川上未映子(2014)『すべて真夜中の恋人たち』(講談社) こういう小説が読みたかったんだ、と心から実感した一冊。最後に本を閉じたとき、愛おしさと切なさで胸がいっぱいになりまし...
こんにちは、うえはるです。ブログをのぞいてくださり、ありがとうございます!現在妊娠12週目のうえはるですが、本日は妊娠7週目ごろの日記を記録します。 ・1日目 気持ち悪い…大好きなコーヒーはもちろん、お茶が飲めない。今日はててちゃんをトリミングに連れて行った。お昼は友達とテレビ電話をした。少しは活動でき...
2024年2月1日に本屋大賞ノミネート作品が発表されました!全国の書店員に選ばれた10作品のあらすじ、そして読書メーターでのレビューをぜひチェックしてみてください。 【目次】本屋大賞とは?2024年・ノミネート10作品 本屋大賞とは?NPO法人 本屋大賞実行委員会が2004年に設立。書店(オンライン書店含む)で働く書店...
「ベットの上で、いつもとは逆の向きで寝転ぶのが好きなんだよね」 と言った人がいた。 「枕側を足にするってこと?」 「そう、行儀が悪いのはわかってるから、そんなにたくさんやることじゃないんだけど、なんか謎の罪悪感というか…でもそれでも寝転んでごろごろするのがなんかいいんだよね」 なんでこんなひとの言葉を...
「清掃の仕事をみていると、修行をする僧侶のように見える。他人のために生き、それをひたすら繰り返す。その姿はとても尊く美しい。 その先に悟りのようなものがあるのかわからない。 それを期待すらせずにただ黙々と日々を生きる。 何か自分たちには足りない大切なものがそこにあるような気がする」 高崎のその最初の話...
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