群馬県桐生市が一部の生活保護受給者に保護費を1日1000円ずつ手渡し、全額支給していなかったことが昨年秋、明るみになった。問題を受けて発足した貧困問題に取り組む有識者でつくる「桐生市生活保護違法事件全国調査団」(団長=井上英夫・金沢大学名誉教授)が、市側に質問書への回答を求め、独自に実態を調査。桐生...
群馬県桐生市で相次いで発覚した生活保護制度の不適切な運用をめぐり、検証と再発防止策を検討する第三者委員会の初会合が27日、同市の美喜仁(びきに)桐生文化会館で開かれ、委員長に元群馬弁護士会長の吉野晶弁護士、副委員長に小竹裕人群馬大学情報学部教授(公共政策論)がそれぞれ就任した。(小松田健一) 荒木恵...
群馬県桐生市が生活保護制度の運用について検証するため設置した第三者委員会の人選を疑問視する声に対し、荒木恵司市長は25日の定例会見で「それぞれの団体に推薦をお願いした経緯があるが、現在置かれている立場でしっかり公平、公正に判断、議論していただけると思う」と述べ、適切であるとの見解を示した。(小松田...
50代の生活保護利用男性に1日1000円しか手渡さず、全額支給をしていなかった群馬県桐生市。その後、新たに2018年以降の調査分だけで11世帯で全額支給をしていないことが判明し、86世帯に本人の同意なしに受領印を押すなどの事実も判明。長年にわたり大声で利用者を怒鳴り、申請書をわたさないなどの水際...
生活保護業務において保護費の毎日分割、預かり金、支給決定遅延など不適切な対応がありました。 市長コメント、検証・点検結果、改善策を報告します。 市長コメント 本市の生活保護業務に関しまして、保護費の分割支払いやそれに伴う月をまたいでの残金支払い、更には、事務手続の不備に寄ります生活保護費の支払いの遅...
群馬司法書士会が生活保護費の「1日千円支給」について、運用改善を求めた要請書を桐生市に提出してから約1カ月。18日に定例記者会見に臨んだ荒木恵司市長は、一連の問題について「私が状況を把握していなかった。責任者として深く反省している。問題を検証し、適正な運営に取り組む」と謝罪した。 市側は一連の対応を「...
生活保護費の全額を支払わず、1日1000円の日割りや1週間1万円の週割りにするなどの不適切な支給が発覚した群馬県桐生市で、福祉課が受給者の認め印を預かり、職員が書類への押印に使っていたことが分かった。18日の荒木恵司市長の定例記者会見で市側が明らかにした。 書類への押印は本来、受給者が自らで行う必要がある...
群馬県桐生市が50代男性2人に対し、毎月の生活保護費を決定額の半額程度しか支給していなかった問題を巡り、荒木恵司市長は30日、コメントを出し「市民の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。 運用改善を求めた群馬司法書士会の要請書を真摯(しんし)に受け止めると...
運用改善を求める要請書を市の担当者に手渡す仲道宗弘群馬司法書士会副会長(右)=群馬県桐生市役所で2023年11月21日9時52分、大澤孝二撮影 群馬県桐生市が生活保護を受給する50代の男性に対して1日1000円ずつ生活保護費を手渡しし、全額支給していなかったとして、群馬司法書士会が荒木恵司市長宛てに21日、運用改善を...
運用改善を求める要請書を市の担当者に手渡す仲道宗弘群馬司法書士会副会長(右)=群馬県桐生市役所で2023年11月21日9時52分、大澤孝二撮影 群馬県桐生市が生活保護を受給する50代の男性に対して1日1000円ずつ生活保護費を手渡しし、全額支給していなかったとして、群馬司法書士会が荒木恵司市長宛てに21日、運用改善を...
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